山口県光市の筋肉専門の整体院「筋肉リミッター開錠術あしすと」代表の内田です。

今回のお客様は、腸骨剥離骨折によって、右の股関節の動かしにくさによる痛みと、可動域改善のために来院された

周南市の硬式野球をしている中学１年生のK君。

３週間前の試合にて、１試合目の時から、右の股関節に違和感があり、

２試合目のバッターボックスで、バッティングのインパクト時に、右股関節に激痛をともなったそうです。

その激痛により、立ち上がる動作がままならなくなり、病院へ行くと「腸骨剥離骨折」と診断。

立ち上がるときと、歩くときに、バッティングスイングの際に、強い痛みを伴うものの、他の生活はできる状態。

３週間の安静ののちに、松葉杖なくても歩ける状態になったので、当院にご来院。

【施術前の検査】

しかし、歩く動作、立ち上がる動作、バッティングスイングの動作の時には、右股関節に痛みは出る状態。

３週間安静にしたことで、激痛を伴う炎症はおさまったものの、剥離骨折を起こすことになった現象が

改善されている訳でないので、体を動かすと痛みが出る状態です。

これは、安静にしているだけで解決できるものではなく、

これを起こすことになった筋肉ロックの解除無くして解決は難しいため、

度々繰り返し痛めるケースが多いと言われています。

【対策】繰り返し痛めないように体環境を整える必要性

体の可動域チェック後、大腿筋膜張筋、大臀筋、中臀筋のロックが強く働いている状態でした。

そのため、長座をすると、体が後ろに倒れそうになる状態を確認できました。

これが、剥離骨折を起こすことになった筋肉ロックの問題です。

剥離骨折を起こすほどの筋肉ロックとは、筋肉の長さがいちじるしく短くなっているため、剥離を起こすことに

なった可能性があります。

そのため、本来の筋肉の長さに戻す必要があり、そのための施術をおこないます。

それが、当院の整体、本来の関節の可動域を取り戻すための筋肉ロック解除の施術です。

【施術後】本人は、体が軽くなり、楽に動けるようになったとは言っていますが、まだ強固にロックしている状態が

残っているので、油断はできない状態です。

以前よりは楽になったかもしれないけど、

根本改善しきっていないうちに、動けるからと動かしていると、また痛める可能性があるものです。

筋肉ロックを起こしている状態で、ストレッチ、筋トレを頑張ると、筋肉ロックが悪化する可能性があるので、

頑張らずに安静が大切です。

９月末、復活を目指して、週１ペースで根本改善を目指します。